X1Studioとアズビルがデータセンター管理の革新を目指し提携

azbil ビルシステムカンパニー 濱田社長(左) X1Studio William社長(右)

 X1Studio株式会社(本社:東京都千代田区、創設者兼代表取締役社長:ウィリアム アチュリ)は、2023年10月4日(水)、アズビル株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山本清博)より出資を受け、資本業務提携契約を締結したことを発表いたします。今回の提携により、国内外のデータセンター事業の拡大と企業価値向上を目指します。 X1Studioは、海外製SCADAシステムi(Niagara Framework®)をはじめとする先進的なシステムを採用し、世界標準のデータセンター監視運用システムを提供しています。一方、アズビルは、国内のビルオートメーション領域を牽引するリーディングカンパニーです。この提携を通じ、双方の技術と知見を統合し、グローバルに展開されるデータセンターの最適化を追求します。

成長するデータセンター市場での新しい価値創出

日本のデータセンター市場は、2022年の80.9億米ドルから2028年には114.4億米ドルに達すると予測iiされています。これに伴い、効率的な運用とエコ対策が求められる中、X1Studioとアズビルの提携は、データセンターの運用効率向上やエネルギー消費の最適化を目指すものとなります。 アズビル株式会社社長 山本清博様のコメント 「今回のX1Studioとの提携は、当社のデータセンター市場におけるソリューションの幅を広げ、お客さまに提供することのできる価値をさらに拡大することができると考えています。データセンター市場は今後、グローバルでの伸長が見込まれており、今回の提携を起点にさらなる事業拡大を目指してまいります。」 X1Studio創設者兼代表取締役社長 ウィリアム アチュリのコメント 「今回の提携を通じ、データセンター管理の未来の可能性をさらに広げることができると確信しています。アズビルと共に、データセンター業界の新たなスタンダードを確立し、クライアントに真の価値を提供することを目指します。」

今後の展望

両社は、外資系データセンター事業者等へのサービス提供を開始し、国内展開を進めつつ、将来的には海外展開も視野に入れています。 さらに、X1Studioがホテル業界向けに提供するソフトウェアプラットフォーム『hotelOS(ホテルオーエス)』の普及も積極的に進めて参ります。

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